薪運びやら洗車でちょっと風邪気味なのだし、
昨日の続きの新年で、どうでもいいやと思ってはみたものの、
ちょっとは変化をつけないとけじめがつかないし・・・

あり合わせだけど気持ちだけでも新春らしく、と思う元旦の朝。
(おせち買ってないから、ほ~んとあり合わせだわぁ~!)

一応、南天をあしらって、
若鮎のアメ煮、自作の伊達巻き、普段どおりの鴨のバストラミ、
いつも業務スーパーで買っている丹波黒豆、常備菜の昆布と椎茸の佃煮に、
数合わせのオリーブで、とりあえずの7品。
お雑煮と、99年シャブリ・プルミエ・クリュでお正月!
(古いワインを減らさないと・・・)

お供えのワインのグラスをシンクに下げたら、手がすべってガシャン!
このところ、夜更かしのお供をしてくれていたバカラのローハンが、
新春早々、粉々に砕け散ってしまった!
ステムが短くて、バカラにしては繊細なワイングラスがちょうど良かったのになぁ~。
私にしては、良くもった方だけど、
今年はモノを壊さないように、注意!注意!!

スエーデンを拠点に北欧の写真を撮っていた糸数昌寧さんにもらったもので、
クリスマス・イブに白髪に白ヒゲのサンタそっくりだった生前の風貌を思い出して、
テキスタイル作家だった純子夫人の作品と共に記念写真を撮ったばかりだったのだ。
糸数昌寧さんの写真集『MIDNIGHT SUN』と純子さん作のストールを並べると、
純子さんの作品は北欧の光や風景なのね!

銀座のポーラでの個展で、お祝いも兼ねて購入したのだが、
一番派手だった作品も、ヴィヴィッド好みの私には地味すぎて、
ほとんど使っていないまま、15年以上が過ぎてしまった。
スウェーデンに何度か滞在して、「歯をインプラントにしてきたのよ。」と、
きれいになった口元を見せながら説明する二人の
輝かしい笑顔がきのうのことのように思い出される。
なんだか予測していたみたいに、一葉だけ残されたローハンの写真。

気学によると、
12月、1月は、私の最も良くない月なのだそうだ。
ちょっと前には、丸ノコのプラグをコンセントに差し込んだ瞬間に、
ロックしてあったはずの歯が作動して、
コードを巻き込んで断線し、修理不能になったりしたものなぁ。
ケガしなかったのが幸いだったが、危なかった。
要注意!要注意!!

メールで新年のご挨拶をした方の確認をしたら、2人、戻ってきていた。
再度、メールをし直したり、いただいた年賀状の追加の葉書をプリントしていたら、
タイミングを逃し、寝つけなくなってしまった。
窓のそこここから月の光が差し込む、
灯りなしでも、何処までも走っていけそうな満月の夜なのである。

ローハンはアシッド・エッチングのほどこされた、
バカラにしては女性的な、サン・ルイっぽいグラスだ。
何気なくサン・ルイのグラスをネットで見ていたら、
オールド・サン・ルイのワイングラスがオークションに出ていた。
それが、我が家に一脚だけあるものと全く同じなのである!
ベルギーあたりのグラスではないかと思っていたのだけれど、
キャビネットから出して比べて見たら、
ライトブルーの色から細部まで、何から何まで同じなのだ!
こんな夜にお前を見つけるなんて・・・(笑)

一人ぼっちらしいグラス達をペアにしてあげたいが・・・(笑)

今の私には、Only Oneというのがふさわしいような気もするし・・・

夜が白々と明けてきた!
雪をいただいた山々がピンクに染まってきた!!!