スカーフをなびかせながら、
クラシックオープンカーでドライブを楽しみます。

次に向かったのは、チェ・ゲバラの住まい。
今年は、ゲバラの生誕百年に当たります。
キューバ革命の戦士ゲバラは、今や、
クラシックカーと並ぶ、観光の目玉なのです。
皮肉なもんです!

輝く陽の光を燦々と浴びながら、
吹き渡る風に身をまかせて海を見渡せる、
絶好の立地です。

「チェの家」の大きな看板があります。

ゲバラは、元々はアルゼンチン人で、本名は、エルネスト・ゲバラ。
チェというのは、「仲間とか友人」といった愛称なんですね。
翌日に、サンタクララのゲバラ及び革命戦士の記念霊廟に行くんですが、
映画スター並み、どこを撮っても、捨てカット無しの『絵になる男!』
革命家という、ロマンのオーラを取り払ってみても、
正真正銘のイケメンです。

ボリビアの山中で捕らえられ、拷問の末に命を絶たれる訳ですが、
敵のゲリラ部隊のリーダーというばかりでなく、
このイケメンぶりも対戦相手にとっては許しがたかったのではないでしょうか。
男の嫉妬という闇は、海より深いと言いますからね。

ハバナ旧市街に戻ります。
観光客の交通手段としては、
クラシックカー(もちろん普通のタクシーもあります)

ココタクシー

馬車などがあり、

いずれもレトロ感満載です。

鉄道は貨物用しかなく、
地元の交通手段としてはバスも有りますが、
キューバは2種類の通貨制度をとっているので、
他国からの観光客は通常、兌換ペソ、通称クックを使用する事になり、
公共のバスとかは、あまり利用出来ません。
1クック=1米ドル換算ですね。

クラシックカーでの楽しいドライブの後、
旧市街のメインストリート、
「オビスポ通り」を散策。
お土産屋さんやバーなどが立ち並びます。
バーやレストランの店頭では、バンド演奏をしていて、
サルサのリズムに旅情がかきたてられます。
「ヨーロッパ」、「パリ」、「ルス」などの店があります。
オビスポ通りのはずれに、
特産の葉巻や酒を扱う店があります。