寒風に銀杏の葉が舞い、吹き溜まって路面を黄金色に埋めている。
今年は暖冬で、未だ葉を枝に留めている紅葉も散見される。

秋に引っ越した東京ルームには収納が無く、
ただでさえ狭いスペースに生地やパーツ、
製作半ばや試作中のモロモロで足の踏み場もない。
年の瀬といえども片付けようもないのでそのままの状態で年越し。

どうしていいか分からなかった年賀状のプリントも出来て、
注文していたパーツや生地の加工を受け取り、
早々に年越し蕎麦も済ませ、
昨日は、往来の車や人を見ながらコーヒーで年の瀬気分を味わった。
今日は、快晴の冬日をアトリエに向かう。

今日からは当分、薪ストーブでの生活となる。
治ってはいないが手術後の左手も使えるようになったので、
年末年始は薪作りや桃の樹の剪定、アトリエの片付けをしなくてはならない。
ここ7、8年はクリスマスも正月もない日々の積み重ねである。

帰ったら、先ずはストーブに火を入れ、薪運び!!!
今夜は火の世話で終わるだろう。
コチラの方は広過ぎるスペースに、やっぱり、片付けられない物が散らばっている。
何とかせねばと思いつつも、
今夜は、炎🔥の揺らぎを見つめながら、
ワイン🍷でも傾けよう。