我が家の周りでしきりにさえずっている鳥はヒヨドリではなくて
どうやら“ガビチョウ”という鳥らしい。
山野や里で、ひっきりなしにさえずる野鳥で調べたらヒヨドリしか該当する鳥が無かったので、
ヒヨドリとばかり思っていたが、
実際の鳴き声の記録と聴き比べてみたら、ガビチョウの鳴声にほぼ間違いない。
もちろんヒヨドリもいるのだが、
この美声だがひっきりなしにけたたましく鳴きしきるガビチョウという鳥は、
中国から持ち込まれたのもが野生化した特定外来種なので、
野鳥の区分には入らず、したがって野鳥で調べても出てこない鳥なのだった!
あまりのひっきりなしの鳴声のために“騒音鳥”と不名誉な名で呼ばれたりしているらしい、笑っ😂

不安定な天候で、既に猛暑なので、
雑草ばかりが鬱蒼と伸長し、庭の花々は変則的に育っていて、
例年8月に大輪の花を咲かせるカサブランカも小さな蕾をたくさんつけており、
季節は前倒しの様相を呈している。

3月にピンクの花々を咲かせた前の広い桃畑は、

花後、コロナの影響もあるのか栽培が中止になったらしく桃の木は全部伐採されてしまった。
今や雑草の生い茂る野原となっていて寂しい限りである。
その事もあって、その手前にあった我が家の早生桃「花嫁」も思い切って切る事にした。
近くに植えた雪柳や紫陽花が大きな株に成長したのに加え
6年前に植えた枝垂れ桜も3メートル程に伸長して存在感を増していたので
以前から、眺望を優先すれば無くなった方が開放感が出るだろうと思っていたが、
6月に最初に愛らしい実を付ける「花嫁」を切るのが躊躇われていた。

思い立った時に進めないとまた未練が頭をもたげるので、
樹脂の硬化待ちの間に思い切ってこの桃の木を伐採しました。
3月にPVを撮った景色は今はもう跡形も無い映像の中にのみ存在する“幻の春”となった。

今日は、ガビチョウに加え、セミが鳴き始めた。