武陵源では、『魅力湘西』の公演を観に行った。
日本では、よく「少数民族ショー」などと言われているので、
小さな小屋とかでこじんまり行われる見世物的なパフォーマンスと誤解されがちだが、
立派な劇場で演じられる本格的な公演なのである。

建物内部も装飾が施されていて、意匠も興味深い。

ショーのオープニングはド派手な炎のプロジェクション・マッピングと、
太鼓による生命力あふれたダイナミックなコラボレーション!

素晴らしい!!!
この太鼓のシーンはラスベガスのシルク・ド・ソレイユの『KA』よりはるかに勝る!
(『KA』は良くなかったなぁ~!全体的に。シルクのものでは“O”が最高峰だろう)
『魅力湘西』は、歌、バレエ、雑技を組み合わせた盛り沢山のショーで、見応えがあります。
特に、息継ぎを感じさせない独特の歌唱法による、強くて美しい歌唱が本当に素晴らしい!!!
雑伎は、アクロバット、コントーション(頂碗)、ジャグリング、エアリアル・フライング(皮条)等。

見ようによっては、ちょっと垢抜けない感もあるド派手な色彩感も、
中国的といえば中国的、民族色を前面に押し出したとも言えなくもない。
観客席も満員で、大いに盛り上がっており、観て損のないショーですね!

終演後も外で、パフォーマンスを行っていたが、時間がないのでこちらはパス。
ナカナカですね!中国!!