21.メキシコへ  リオ・グランデ川を越える・・・・・比較論を止め、頭を一度白紙にしないと他の文化に対して失礼だ。国と金と労働を考えさせられる。

22.インベーダー  ユカタンを走る・・・・・マヤ文明の時代から変わらない生活圏をアッ!という間に走り去る旅行者はなんなんだろう。

23.メキシコからホンジュラス   地図にない白線の国境を越える・・・・・ベラクルースからユカタン半島をショートカット。町や村があるのは、道があることを期待して走る。相棒の病い。

24.誰も知らないパンアメリカン・ハイウェイ・・・・・誰が言ったかパンアメリカン、誰が言ったかハイウェイ。まず、走り通した人がいないのだから。

25.グァテマラのタイヤ・・・・・首都を出発後30分で、買ったばかりのタイヤ3本がバラバラになる。

26.二時間の国   エルサルバドル(クーデターの直後)

27.パナマ地峡・・・・・熱帯なのだが、地球のプレート運動のせいか、陸が押し上げられ、木々には雲のような寄生植物。不思議な風景。地球のエネルギーを強く感じる。

28.パナマ運河・・・・・スコールのコーヒー。ウソのような話だが、コロンビア側は道がない。我々は空を、車は貨物船で南米入りをする。コロンビアは昔も今と変わらず危ない国だ。