ストーブの季節到来の前にと、佐久間さんが煙突掃除に来てくれた。１０月初旬というのに、今日は真夏日で、異常気象の今年は、秋を飛び越えて一気に冬に駆け込むかもしれない。
照明をLEDへ交換してもらいたい箇所もあるので、煙突掃除をしている間にホームセンターにLED電球を買いに行き、帰ってみると、三回目ともなると慣れてきたらしく、煙突掃除を早々に終了していた。
電球交換も済ませ、歓談していると、前々から言っていたアメリカの写真が欲しいというので、写真展の額装の梱包を開きながら話に花が咲く。久しぶりに見る写真は鮮やかで壮大なアメリカの大自然なのである。
リビングと寝室と事務所に飾りたいという写真も決めていて、
ホースシューベンド、ブライスキャニオン、グランド・プラズマティック・スプリングの三点をお買い上げ。
グランド・プラズマティック・スプリングは、晴天の、気温の上昇する午後に、こんな風に見えます。
さらに、８×１０の巨樹のモノクロ・オリジナルプリントの話や、来年予定している２０代での世界旅行の「人々」のオリジナル･プリントのよもやま話などをしつつ、その旅日記７冊＋αのうち、７冊目から清書を始め、今５冊目に取りかかっていて、４３年前の宝田青年は今、アマルフィからナポリのあたりを歩いているところなのよ～と話すと、「あの、びっしり、いっぱい書いてある年賀状を思い出すなぁ～」と笑うので、誤字、当て字、判読困難な難文の、だめ押し証拠に「ほうれ、こんなの～！」とびっしり書かれた手帳を見せると、「うぁ～！ミミズだぁ～。このあたりは、スウェーデンですね！」と、二人して大笑いなのだった。
