冬真っ盛り、今が一番寒い季節で、
薪ストーブがフル稼動である。
12月から2月は、昼夜ずっと焚き続ける。
以前は、冬でも室内ではセーターも着なかったが、
ここ数年は、薪の節約のため、薄手のセーター着用くらいの、
室温22~24度位に保つように調整している。
薪ストーブは大変優秀な暖房器具であって、
きれいな空気でホッコリしたこの暖かさは、味わった者でなければ解らないと思うが、、
ヘヴィーユーザーともなると、薪の消費量がハンパない!!!のが悩みである。
ひと冬で180×180×90㎝の薪置き場に4杯強ほどは必要で、
基本、広葉樹で、我が家では状況に合わせて、
ブドウ、桃などの果樹、クヌギを使い分けているが、
この、薪の調達が毎年の課題なのである。
山中湖で薪ストーブをやっている美大の後輩に聞いてみたら、
北杜の方から軽トラで毎年買っていて、主に赤松などの針葉樹だという。
彼女の所はドブレのだそうで、今は針葉樹でも耐用するストーブもあるらしい。
その代わり、今のストーブは黒が主流で、メトスのショールームに行っても、
真っ黒なストーブばかりなので楽しさは半減である。
我が家で愛用しているのは、ウォーターフォード社製のアッシリングで、
ブリティッシュグリーンのホーロー仕上げだが、
16年間フルに使用しても、傷もなくピカピカである。
人件費の問題やらで、海外で製造するようになったら、技術的に品質に問題があり、
販売責任がもてなくなった為、メトスでは取り扱いをやめてしまったらしく、
素晴らしい製品だったのに、残念です。
アイルランドでは熟練の職人さんの後継者も少ないのかもしれない。
いずこも同じ問題をかかえているのですね!

とにかく、燃焼効率が良いので、常時、水を入れたナベとヤカンで蒸気をたてているが、
それだけではもったいないので、クッキングもしている。
得意料理は、煮込みで、ビーフシチューやスジ煮込みなどは、
料理店で「3日煮込んでいます」位のトロトロが半日で完成する。
ビーフシチューなどの煮込み料理にあきてきて、このところハマッているのはパエージャです。

つづく・・・・