梅もちらほら咲き始め、春の光も眩くなり、
久々の人混みでの風邪気味か、スギ花粉のWパンチでちょっとお疲れ気味です。
「なんでこの季節にロシアなのぉ~?」とあまり羨ましがられなかった冬のロシア。
理由は簡単!安かったからぁ~!
どんなに寒いか、期待満々で、着る機会に無かった本格ダウンを着て出かけました。
(下は薄着でしたが)そんなに寒くなかったぁ~!!!
パッケージツァーって、これまであまり縁がなかったけれど、とっても楽ですね。
サンクトペテルブルグとモスクワの6日間とはいえ、正味は4日半ですが、
バレエ鑑賞までついた満足度大、盛りだくさんの充実のツァーでした!
クラブツーリズムさん、エライ!
まずは、サンクトペテルブルグ、ピョートル大帝の像
寒くはなかったものの、残念ながら、ときおり日が差す冬の曇り空続き。
溶けかかった雪道で、走る車は埃まみれでした。
サンクトペテルブルグのハイライトは、エルミタージュ美術館。
館内見学には、観光客の少ないオフシーズンの冬は、
かえってゆっくりと近くで見る事ができて好都合な部分もあります。
とにかく迷路のような壮大な美術館は、建物その物が素晴らしいだけでなく、
名品揃いの収蔵品が膨大で、到底見きれないので、
1階、3階、及び、新館のマチスとロシア・アバンギャルドは気になるものの割愛、
2階のみにしぼって館内を堪能し、ゆっくり名画観覧する事にしました。
レンブラントが思ったより充実していました。
「放蕩息子の帰還」
ヴァン・ダイクの自画像はココにあったんですね。
ダ・ビンチの「リッタの聖母」は思ったより小品ですが、ひときわ輝く美しさ。
中国の皆さん、スマホで写真撮りまくりです。
とにかく、見る物が多すぎ!
床から、壁から、柱から、衣装、食器類まで、
この、孔雀のカラクリ時計は、本当にスゴイ! 童話の一篇のような世界!
エルミタージュはあまりに広く、展示品を見るには一日では到底無理で、
あとから調べたら、クラナッハの名品も見過ごしていた。
(つづく)