このところ、育てている夏野菜の収穫があり、
それによって食事のパターンが決まる毎日である。
もう、菜園など、やめてしまおうか?と毎年思うのだが、
春になって、ホームセンターに苗が並び始めると、
やっぱり、なんやかやと買ってしまい、
買い始めると、どうせやるならと買い足して、なかなかの家庭菜園となってしまう。

好みの品種が店頭にあまり出回らない野菜、
四葉系のキュウリや、黄色のズッキーニは種から育て、
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使い道の多い夏野菜、トマト、ナス、シシトウは苗を2本づつ買う。
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今年はセロリの苗も買い、モロッコインゲンも作っている。
取りたてが断然香り高いショウガは必須だし、
バジル、シソ、パクチーなどの香味野菜も定番である。

ニラ、九條ネギ、三つ葉、ミント、オレガノ、ミョウガ、セリ等々は放任で野生化し、
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野草と言ってよい、コンフリー、フキ、ワラビなどは、
もう、ほとんど食べる事もなくなっている。
こうして列記してみると、かなりの菜園なのである。

ルビーのように輝く野生のラズベリーも繁茂していて、
これは愛らしいだけでなく、甘くて、とても美味しい。
古河の栗チャンはブラックベリーをフェンス仕立てで育てていて、
一昨年、訪ねてくれた折、その苗を一本持って来てくれた。
1㎝ほどの太さで、40㎝位の棒きれにヒゲ根がちょこっとついた苗で、
「これで、大丈夫なのぉ~?」といぶかると、
「だいじょぶ!大丈夫!」と自信満々だったが、
庭に植えたら、雑草にまぎれて、刈り取ってしまいそうだったので、
花壇の隅っこに植えて、すっかり忘れていたところ、
いつの間にか長い枝を伸ばして雨トイにからまって3ヶ所も根付いているので、
去年裏庭に植え替え、2瓶ほどの赤いジャムが出来た。
去年はブラックベリーと知らずに、ラズベリーと同じように、
赤くなって収穫してしまい、酸っぱかったので生食はしないのかと思っていたら、
取り残しが黒く熟し、「生で毎日食べるのよ~!」と栗チャンに教わったのだった。

そのブラックベリーが、今年は実をたわわに実らせ大豊作!
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しかも、すべて抜いて植え替えたはずの雨トイの所にも、また復活しているのだ。
その事を栗チャンに言ったら、「すぐに切らなきゃダメよ~」というのだが、
もう、青い実が付いちゃってるものね~。
勿体ないから、収穫してから考えよう~っと。

それで、ブラックベリーを検索してみたら、
「繁殖力旺盛で、庭がジャングルに変貌する可能性があります。」とある!
「植えてはいけない植物でよく挙げられる」程らしいのだ。
「ブラックベリー、お前もか!」である(笑)

アントシアニンたっぷりのブラックベリーは、目に良さそうなので、
ラズベリーと一緒ににトッピングして、抗酸化を期待します。
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