写真集『人々』収録以外の、写真展で加えた写真の続き)

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アメリカの地方都市で、同世代が訪ねてきたのであろうか。
ドアを開けた瞬間をよく捉えたと思うし、
暗く静止した室内と明るく動きのある外部のコントラストが興味深い。
外は風が吹いていて、長髪が風になびかせている3人の若者。
ヤングエイジの、それぞれの孤独感が漂っていて、この時代のロックな気分が伝わる。

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降りしきる水のなかで飛び跳ねる2人の子供が面白い。
特徴的なモニュメントと外壁で、メキシコの考古学博物館と特定できた一枚。

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ペルーの宗教的な祭のパレードと思われる。民族衣装で着飾った女性の手にフォーカスしているのだが、
とっさの場合、つい、顔全体まで入れてしまいがちだが、目のあたりでアッサリカットされた画面の潔さに、「オッ、なかなかヤルね!」と、感動するのである。

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東欧系の顔立ちの少女が振り向いて笑顔をむけている。撮影地が不明。
少女に「そこ、どこ?」と聞いたら、「ジョルジアよ!」なぁんて答えてくれるといいのだが、
当時東欧は入国できず、東欧圏で入ったのは、ユーゴスラビアと東ベルリンだけである。
食堂のテーブルの丼ふうの食器を見ると、中華食堂のようにもみえる。
背後の人など、考え合わせると、中南米での移民の家族かも知れない。
想像がふくらむ写真。

その他、

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イタリーの子供。

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撮影地不明。

短い会期の写真展も、昨日無事終了。
今日1日は、片付けや出来なかった掃除などを簡単に済ませ、
明日からは、写真展の準備と会期でストップしていたオシゴトを、
三倍速くらいの怒濤のフルスピードでこなさねば間に合いませぬ。
それにしても、暑い!!!眠い!!!