求められる機会も無いし、
眼や手の機能を傷めたりもしているので
もう手をそめることは無いであろうと放棄していた面の創作を
ここ数年依頼されることがあり
“何を今更”とスタートエンジンも掛からなかったのだが
現実的な使用期日が迫って来ていて
夏休みの宿題を休み終わりに大焦りで間に合わせた子供時代と変わらず
久々の木彫やら面裏の漆仕上げにおっとり刀で勤しむ今日この頃なのである。

“三つ子の魂百まで”
追い詰められないとエンジン始動しない性癖は一向に直らず
「人間なんら進歩しないなぁ〜」
我ながら情けなし。

取り敢えず一面、下地胡粉の段階まで進み
仕上げの目処がたって気持ちに若干の余裕が出てみると、
こうしてみてはどうだろう?と気になっているバリエーションを
もう一面製作してみようと思い始めた。
「懲りないねえ〜」という性格も
子供時代と変わらない❗️
(爆笑)