昨日、Ｏ氏が来訪。１９７３年？旅行中の宝田がスイスで出会って以来の旧友で、高い審美眼の持ち主であり、独自の視点と飄々たるトークが実に楽しい方なのである。ずいぶん前にイスタンブールの絨毯商であるウミック・Ｙ・Ｓ氏からプレゼントされたキリムその他の相談をしたり、最近のインドネシア事情などを楽しく話す。バリ島は、今は日本人旅行者はほとんどいなくって、オーストラリア人旅行者が少しと、中国人。多いのは、インドネシア国内からの旅行者だという。素晴らしい染織布はほとんどでてこないので、発見する楽しみがなくなったと嘆く。３０年ほど前、インドネシアに旅行した折には、バリ、ジョグジャ、ソロなどの他に、彼のアドバイスに従い、バリ島にある、縦横絣のテンガナン村や、蓮の花が美しいチャンディダサや、彼がしきりと薦めるので、ロンボク島近くの小さな島、ギリ・アエール（美しい水の意）まで足をのばしたものである。その後にも、Ｏ氏夫妻とタイ、ビルマ（現・ミャンマー）、バリ島に旅行もした。ビルマは丁度、クーデターの、ひと月ほど前のことで、一週間しかビザがおりないのに出国のフライトチケットが入手できずに大変だったなぁ～！（でも、パガンがあまりに素晴らしかったので、インレー湖もマンダレーもやめてパガンに数日滞在したものだ。）
今日は、梅の収穫と発送をしてから、ついに、梅の木を切った。見晴らし良好！
アトリエファサード屋根部分のモザイク作業も無事、完了した！
