元旦から咲き始めた一番咲きの白梅が寒波の冬をこえて咲き続け、
例年2月初めに満開になる甲州小梅の梅林はいまだに咲かず、
ここ数日は4月初旬の暖かさに、タンポポが一輪。

水仙の開花も遅れぎみだがスギ花粉は2,3週前くらいから飛び始め、
日中はマスクとメガネが必須で屋外作業はなるべくひかえたい。
暖冬のせいで、むしろ桃の開花も遅れているというが、
周囲の桃畑で農薬の散布が始まり、
飛来したこの農薬と花粉で車に降り積もるホコリが目立つようになった。
中国からの飛来物によるアレルギーにも要注意な季節の到来!

昔は春になれば、なにはなくとも華やぐ気分だったが、
春の訪れをクシャミで感じる、なんともやっかいな時代になってしまった。

今年はまだキツネの姿は見かけないが、
大きなクルミの木の周囲に真新しい土が掘り返されている穴が3つほどあるので、
そのうち、可愛い子ギツネが見られるかもしれない。

気温の急上昇で、まだ眠っている梅から、ユキヤナギ、水仙、桃、モクレンと、
桜まで、何もかもがいっせいに乱れ咲く春になるのだろうか。