「風の旅」でイスタンブールが出てきたので、サバサンドが食べたくなり、鯖は生はないけど糀漬けの冷凍があったので、これで代用することにして、フランスパンっぽいコッペパンを、きのうスーパーに買いにでかけたのだが、ぶどうパンやスライスパンしか見当たらず、いつも見かけるフランスパンもなくガッカリしていたところ、今日の昼前、姪から電話があり、勝沼の朝市にいるというので、パンを買ってきてくれるようにたのんでみた。ところが、パンはカンパーニュみたいのしか無かったというので、しかたなくそれで代用。
 糀漬けだと焦げやすく、パンもそれらしくないので代用品づくしのサバサンドになってしまった。糀漬けだから、くせのないまろやかさで、しかもタマネギも新玉ネギだから美味しいことはオイシイのだが、野性味というか、パワー不足だったので、今度はちゃんと生サバと、パンも、もっと似た感じのもので、オリジナルに近いサバサンドを作りたいと思います。
 サバサンドはイスタンブールの名物ソウルフードで、ガラタ橋近くの海辺に浮かぶ屋台船?で調理しながら売っていて、焼きサバと揚げサバの2種があり、パン(トルコのパンはとっても美味しい!)にはさんだだけのシンプルなものです。時折、大波にゆられながら、大鍋になみなみはられた油で揚げていると大丈夫なのかなぁ~と心配になるのですが。今はなんだかオシャレにレタスやらトマトやらをはさんで、観光客対応の民族衣装風ななりをして売っているみたいですね。もとは、屋台船が接岸している定位置の柱に小鳥のエサ台みたいな板があって、その上に、スライスしたタマネギとレモンとピメンテや時にはパプリカのスライスしたのが乗っていて、お客がセルフサービスで適当にはさんで食べていたように思う。
 はじめは、パンに鯖?と思うけれど、これが絶妙に美味しいのです!今度、ちゃんとやります!
今日は一人分のところが二人になったので、急遽カモサンドも追加。下の方がサバだけど、この写真では解りませんね。
b5.1 006